ハコスカ レストア

レストア後のハコスカは高級車!

今後、メジャーになりそうなハコスカにRBエンジンを搭載するレストア方法ですが、そのレストア法を専門としているお店もあるようです。
 ベース車両をフルレストアと補強を施した上で、RBエンジンを搭載させ、しかもクーラーなどの快適装備をフル装備してのコンプリートカーなんです!
 やはりこだわっている方々からすれば希少価値の高いビンテージカーなのでオリジナリティーを損なうエンジン載せ替えなどは一般的ではないのですが、一方では、「憧れの旧車のハコスカをメンテナンスフリーで乗り回せたら」という意見も存在するのです。
 また、現実問題として、ハコスカは純正の部品が調達できないという事もありますからね。
 そういった背景もあり、こういったレストアが始まったのですね。ハコスカのRBエンジン搭載のコンプリートカーはオートマも選択できるようで、まさにのんびり旧車を楽しみたい人にはぴったりですね。
 まるでオーダーメイドな車ですが、価格は600万円〜という金額になってしまいます。
 マイホームの次に高い買い物がハコスカになってしまいそうですね。
 でも今のガソリンの高騰の時代を考えれば、もしかすると理想的な選択なのかもしれません。
 でも、やっぱりあのハコスカのエンジン音は忘れることはできませんよね。

ハコスカ レストア

ハコスカのレストアの新しい風

ハコスカにRBエンジンを搭載するレストア!始めて聞いた時はまったく想像できませんでした!
 スーパー近代的レストアという感じでしょうか。現在では、チューニング技術も飛躍的に向上し、計測も正確なものになってきているので、チューニングショップでは日産車にトヨタエンジンをスワップしたり、外車に国内メーカーのエンジンをスワップしたりとさまざまな改造が施されるようになってきましたね。
 でもハコスカのエンジンをRBにするレストアという発想は出てきませんでした。
 ハコスカのボディーにRBを搭載するなら相当の補強も必要でしょうし、駆動系も足廻りも色々な改良をされたんだと思います。
 口で言うのは簡単ですけど、それを実行してしまうチューニングショップさんはホントに脱帽です。
 車としての扱いは中古車となりますが、その値段はというと、現行のスカイラインの新車価格を超える勢いです。
 ハコスカもここまで来ると自己満足の神の域に達してしまいそうです。
 ハコスカを買う側としても、まずは買うために、奥さんの説得から始めるでしょうから、その苦労は相当なものだと言えますね。
 ハコスカのほかにもS30ZなどにもRBエンジンを載せるレストアも存在するようでこれからは新しいチューニングの世界が広がりそうです。

ハコスカ レストア

消えていくハコスカのレストアパーツ!

ハコスカなどの旧車をレストア専門で請け負うお店が最近は増えてきましたね。
 今となってはレストアは個人の力ではパーツ集めも難しくなりましたから、これも時代の流れなのかもしれません。
 中古車で何処からか探してきたレストアベース車をお店に持って行ってフルレストアされる方も多いですね。
 お店にお願いすると、3ヵ月もの猛スピードで仕上げてくれたりします。
 レストア後は外装もピカピカ!内装もぴカピカ!エンジンルームもエンジンもピカピカ!ほんとにすごいです!
 いったいどこからレストアパーツを取り寄せているのでしょうか…。
 どうしてもないレストアパーツに関してはワンオフで現車に合わせて作るほかにはないですが、それにしてもなんでも揃えてしまうのはまさに専門店のお店のネットワークなのでしょうね。
 現在でもエンジンのパーツに関してはチューニングメーカーさんでも開発しているようで、パワーアップに関しての部品はとてもたくさんあります。チューニングパーツだけでエンジンが1基出来上がってしまうんではないでしょうか。
 それとは対照的にハコスカのボディに関しては完全に需要と供給が合ってまいせんね!メーカーさんも今からハコスカの部品を作った方ら相当売れるんじゃないかといつも感じております…。

ハコスカ レストア

ハコスカのレストアは過酷な道のり

今、世の中にあるハコスカは、ほとんどが一度レストアされたものだと思うのですが、今の技術にもなると、ハコスカのレストアは2つの方向性が出来てきました。
 1つのレストア方法は、社外品や改造パーツなどを一切付けずに、純正部品のオリジナルを極力生かして完全な純正の状態を作り上げていくという、かなり時間がかかりますが、当時の車を完全に再現させる方向です。
 もう1つのレストア方法は、機能性、利便性を優先し、レプリカや復刻版の部品を利用したり、レストアに他車のパーツやエンジンを流用して機能的にレストア後は現代の車と変わらないくらい高性能に仕上げるという方向がありますね。
 どちらが良いのか?というのは賛否両論ですが、しかし、どちらのレストア方法でも、かなりのお金がかかりますね。
 純正部品ではフロントフェンダーの1枚だけで8万円もします!1枚ですよ!左右で16万円!!かなり高い!16万あれば格安の軽自動車くらいは買えます!純正部品にすらプレミア価格になってしまっていますから今からレストアパーツを揃えるのは本当に大変です。
 他車のパーツを流用する方法に関してはパーツは安いですが、工賃が高くなってしまいます。簡単にはくっついてくれませんからね…。
 レストアはどちらもかなりお金がかかります。それでも、つぎ込んでしまう方々は多いです。これは男のサガってやつですかね。

ハコスカ レストア

ハコスカをレストアしたい人!

ハコスカは今や30年も前の車ですから、やはり乗り始める前にはレストアが必要ですよね。
 ところで、レストアとは「回復する」という意味なのですが、こういったハコスカなどの車関係の場合は復活させるという意味になるそうです。
 普通の事故車や壊れた部分を直す修理とは別で、ハコスカなどのビンテージモデルや古くから保存している物の修復や復元といった意味合いで使われる言葉です。
 レストアをすると言っても簡単なことではなく、ハコスカなども、今はもう作られていない車ですから、レストアパーツもかなりのレアものとなっています。レストアで1台の車を仕上げるために、何台ものハコスカの部品取りを使うことだって多いですからね。レストアするための部品も手に入りにくいわけですから完成まで何年もかけてゆっくり仕上げる人も少なくありません。
 ですから、作業する場所、保管する場所は雨風をしのげる場所(ガレージなど)でないといけませんし、整備書やら解体書やらも集めて、とにかくお金がかかります!
 お金持ちな大人の趣味とも言われるくらいですからね。まさにお金もあって、時間もあるという裕福な人向けなのかもしれませんね。
 でも金払えばパーツが手に入るかというとそうではありませんから、どうしても時間をかけて仕上げるしかないんですよね。